物集女の家 House in Mozume

Muko-city Kyoto 2011 renovation

物集女の家 京都府向日市 2011 リノベーション

 

『想いの全てを詰め込んだ住まい』

 

築約30年の建売住宅を全面リノベーション。

工事前に床下、小屋裏まで何度も調査を行い、耐震診断を行って補強部分を検討し、工事を着工。しかし解体後外壁の角部分に漏水による腐食と、それに伴ったシロアリによる蟻害が発覚。いったん工事をストップして補強計画を行い再開。

それ以降は現場調査の結果通り順調に工事は終了した。

今回は設備と内装も細かいこだわりのあるクライアント様で、屋根には太陽光パネルと、床暖房、薪ストーブ、雨水タンク利用と、資源を余すところなく利用し、快適な生活空間を手に入れられた。外壁は凹凸のある部分に敢えて色違いの無垢のから松を張ることにより、立体感を強調し、全面に木目が引き立つデザインとした。

内部にも床をから松の無垢材と壁には漆喰を塗り、和室の畳は本琉球畳、天井には葦を使った『葦天井』と細部までクライアント様のこだわりを見せる空間となった。浴室はタイル張りの床にホーローの浴槽。壁には無垢のサワラを張り、庭を眺めながらお湯に浸かることが出来る。

 

やりたいことを全て詰め込んだ、理想のリノベーションの完成です。